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既存の電力会社を介さない。発電、送電を自前で行なう夢の街

経済産業省では新成長戦略における「グリーン・イノベーションによる環境・エネルギー大国戦略」の一環として「スマートグリッド」の構築を促進する実証実験を横浜市、豊田市、京都府(けいはんな学研都市)、北九州市などで行っている。
中でも北九州市で行われている「北九州スマートコミュニティ創造事業」は環境とエネルギーの理想形だ。
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【八幡東区の実証実験地域】

驚くことに、この街の電力は、九州電力を経由せずに家庭や企業に届けられる。発電を独自に行い、電柱、送電線などの送電設備も「自前」で建てていると言う。まさに「発送電分離を行うとこんな街になる」と言う理想形だ。

残念な事に、ここは規制緩和を許された”特区”である。電気事業法が適用される通常地域では勝手に送電事業は行えない。

2002年に新日鉄八幡製鉄所の一部を区画整理し、住居や商業施設などが立地するエリアに生まれ変わった北九州市八幡東区の東田地区は「国内で初めて街づくりの機軸を環境で行った地域」である。八幡製鉄所の天然ガスコジェネレーション発電から地区内の家庭などに電力を直接、供給する体制を整えるなど、独自の施策を推進してきた。

2014年までには新たに対象地域内における電力の10%以上を、太陽光発電、燃料電池、小型風力やバイナリー発電などで供給する予定だ。もちろん供給元から供給先までは九州電力を介さない。

また八幡製鉄所の製鉄プロセスで発生する水素をパイプラインで店舗や公共施設、住居などへ供給する。家庭向けや自動車などの燃料電池のエネルギー源にも使う。製鉄所で発生する低温廃熱も活用。出力400キロワット程度と小型ではあるが、工場低温廃熱を使ったバイナリー発電を行う。従来は廃棄されていた低温廃熱を再利用するものだ。

本日、「再生エネルギー特別措置法」が成立した。自然エネルギーで発電した電力を電力会社が買い取るこの仕組は、発送電分離とは程遠い内容だ。私が再生エネルギーにこだわるのは、再生エネルギーの普及が進めば原発は不要になると信じているからだ。闇雲に「脱原発」を叫んでも一般にはなかなか受け入れられない。

先日ブログに書いた通り、電力会社は風力や太陽光の発電企業から電気を買い取らなくても良い事が再エネ法の例外規定で認められている。これでは再生エネルギー参入企業が育って行くわけが無い。

やはり原発から日本が抜け出すには発送電分離が必要だと思う。

電力会社やエネ庁のスポンサーであるマスコミではあまり報道されないとは思うが、九州在住の方は、ぜひ『発送電分離を実現した未来の街』を訪れてみて欲しい。

・・・まさにこれが日本の未来であってほしい。と、祈るばかりだ。

相変わらずTV、新聞では民主党の代表戦の話題ばかり。

私は現在の国民の議論が”発送電分離”へとシフトしていく事を望んでいる。
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koujichin

Author:koujichin
神奈川在住。原発問題、環境問題などをTwitterでつぶやいています。子供達の未来を守りたい。

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